「人々を笑わせ、考えさせる研究」が評価される2023年度イグノーベル賞全10部門まとめ、日本人は栄養学賞で受賞 - GIGAZINE https://gigazine.net/news/20230915-ig-nobel-prize-2023/ 2023年09月15日 10時44分 ◆化学・地質学賞:なぜ多くの科学者は石をなめるのが好きなのかを説明したこと ◆文学賞:一つの単語を何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も繰り返した時に覚える感覚の研究 ◆医学賞 医学賞はアメリカ・カナダ・マケドニア・イラン・ベトナムのクリスティーン・ファム氏、ボバク・ヘダヤティ氏、キアナ・ハシェミ氏、ティアナ・ママガミ氏、エラ・チュカ氏、マルギット・ユハジ氏、ナターシャ・マシンスコフスカ氏の「左右の鼻毛の本数が同じかどうかを確かめるために死体を用いた研究」に対して贈られました…
◆栄養学賞:電気刺激を用いた箸やストローが人の味覚をどのように変えるかを調べた実験 明治大学の宮下芳明教授と東京大学の中村宏美特任准教授に、栄養学賞が贈られました。日本人の受賞は2007年から17年連続となります。宮下教授と中村特任准教授は、味覚を電気で操作する仕組みについて研究を行っており、2016年には電気で味覚を操作して塩分を感じさせるフォークを開発しています…
明治大学 総合数理学部 宮下芳明教授らがイグ・ノーベル賞(栄養学)を受賞|明治大学 https://www.meiji.ac.jp/koho/press/2023/ignobelprize.html 2023年09月15日 明治大学 受賞対象となった研究(論文) 今回のイグ・ノーベル賞(栄養学)の受賞は、宮下芳明教授と当時 明治大学大学院博士前期課程に所属していた中村裕美特任准教授が2011年に発表した論文「Augmented Gustation using Electricity」に対するものです。この論文は、微弱な電流を流すストロー・箸・フォークによって飲食物の味を変えて食体験の味覚を拡張するビジョンを掲げたものでした。この論文は、2021年にも、発表後10年間、多く引用され広くインパクトを与えた論文に与えられる「Lasting Impact Award」をAugmented Humans 2021で受賞しています。※1