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 このタイプの厄介なのは、暴君が来ると進んで隷属する傾向があること。いやおかしいでしょと指摘する声を聞かず、権威主義的なボスの言うことに従おうとする。ボスが用意してくれたアリーナで勝つことしか考えられず、自分たちで競走の設計を変えて良いものにするという成熟した発想にならない。それよりはボスに合わせて異論を封じて、持続可能でない、まずい設計を残すことに加担する。
一方、これもわかってきたことだが、彼らは周りに逆らってでも貫きたい信念というものは希薄。頑張って実現したい社会像の見通しはあまりない。ただ、信念を持つ人間にはなんとなく脅威を感じるので、きれいごとを言うなと牽制することを繰り返すだけ。なので市民社会が声を上げるとすぐに手を引っ込める。
結局、声を上げる文化を保っていくことが、短期的視野しかない人たちに変な方向へと引き摺られて行かないために大事ということだろう。基本に帰ってきた感じだ。 
 @03d50609 同意です。今日もちょっとした事件があったわ.

(以下追記)今日の午前、ちょっとしたネットワーキングの会合があったのね。20名くらいの女性+(50歳代くらいの)男性1人。仕事上で女性がなかなか昇進していかないことに対してどうしたら良いのかという話だったんだけど、途中でその一人だけの男性が話し出したの。要約すると,日本社会は男性優先にできていて、そんなのは変わらない。他国でどうなっているのかを男性も女性も認識しなくちゃ変わるわけないだろう,みたいな内容。

 自分一人男性で、他の女性たちが女性がなかなかトップに行かない野はどうしたら良いのか、その工夫について意見交換しているところに、堂々と自分たちじゃあ変われないのさ、な話するわけよ。「私たちは今,それを覆すのにどうしたら良いのかという話をしてるんですよ。あなたが言う他国の人も目の前にいますよね(1/3が欧州の人だった)」と、耐えきれずに発言してしまったわ。欧州側は「私たちはいろいろなイベントをしても日本の組織からは男性しか出てこない」「指名して女性を招聘してもOKもらえないこともある」という話。

他力本願でないとやれないって絶句。「頑張って実現したい社会像」ないって、まさにそれよねって思ったところ。 
 @154d2fac 目に浮かぶようです。目標を言う場なんだから、自分たちはこう変える!とでもまずは言ってみればいいのに、言えないところが残念すぎますね。「変えられない」を言う人たちが多くて、それもその年代の男性たちが完全な洗脳されてるのがヤバいと思います。この先を考えると。
外圧がほしいって、結局権威主義ですからね。発想が危険ですよ。 
 @03d50609 変えられないと言う発言は、「変えたくない」本心が言わせているとも言えるかなと。権威主義なのも、その現れ。

 相手との立場にもよるけれど、こちらもある程度の立場の場合、大きく指摘すると同時に、チクチクすることで、常に再考を求めるのもいいかな、と。ことあるごとに「それ変ですよね」とツツき、「それ、後で困りますよね。誰が後始末するんでしょうね?」「それ、内部の人しか通用(賛成)しませんよね」とチクチクしていくのは、必須ですね。