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 雅子さんは2021年、不開示決定を取り消すよう求めて大阪地裁に訴えを起こしました。

裁判の中で国側は、「捜査機関の手の内にある情報が推測されかねず、将来の捜査に支障を及ぼすおそれがある」などと主張し、訴えを退けるよう求めていました。

▼大阪地裁「将来の事件に影響がある恐れがある」赤木さんの訴え退ける

14日、大阪地裁は、「文書の存否が明らかになることで、捜査事項や捜査機関の関心事項が推知され、将来の事件に影響がある恐れがある」として、国の決定を適法だとし、雅子さん側の訴えを退けました。9月14日の判決を聞いた原告の赤木さんは、法廷内で崩れ落ちるように床に倒れこみました。

▼判決を聞いた赤木さん法廷内で倒れこむ

9月14日の判決を聞いた原告の赤木さんは、法廷内で崩れ落ちるように床に倒れこみました。その後傍聴していた支援者らに水やスポーツドリンクを渡されていました。

傍聴人が法廷から出た後は、弁護団によると、法廷横の控室で座って休んでいるということです。意識ははっきりしているものの、体の力が抜けてしまっている状態だといい、判決が相当ショックだったとみられるということです…