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Notes by 偽・Craig Wright | export

 皆さんは、Bの文字の外に向かって二本の線が突き出ていると、どんな印象になりますか?自分たちのロゴとして長くお付き合いできますか? 
 16×16サイズでBが読みづらいとしてもまあOKです。このサイズではコインだと分かればいいです。何をエンボス(浮き出し)加工にするかはそれほど問題ではないです。空白の無装飾の円ではコインに見えないので、何らかの細部が描かれているだけで十分です。 
 私がビットコインで使うロゴ/アイコンを提示し、これを著作権フリーとした。現在bitcoin. orgで使われているロゴは私が提示したものは使われていない。 
 家で使う自分のビットコイン・サーバーのウェブ・インターフェースがみんなの解決策になるわけではありません。大半の利用者は静的IPを持っておらず、ポート・フォワーディングの設定は面倒すぎます。 
 大抵普及するのはアンドロイド・アプリでしょう。アプリは必須というわけではなく、モバイルサイズのウェブサイトがあれば十分です。 
 大規模に関わるピアツーピアではなく vekja や mybitcoin のフロントエンドのアプリがiPhoneアプリにあれば、アップルは承認するかどうか。もし無理ならそれはなぜか? 
 これに加え、ビットコイン・ウィンドウの内部にマウスを移動させると、そのたびにエントロピーが生成され、エントロピーはディスク操作のタイミングから捕捉されます 。 
 ランダムシードは極めて完璧です。ウィンドウズでは、ランダムシードは、ディスク・パフォーマンス、ネットワーク・カードのメトリックス値、CPU時間、ページングなど、全ビットを計測するパフォーマンス・モニター・データを全て利用します。Linuxではエントロピー・コレクターが内蔵されています。 
 各ビットコインアドレスには異なる公開鍵と秘密鍵のペアがあります。一つの秘密鍵で全てを開錠することはできません。ビットコインアドレスは公開鍵の160ビットハッシュ値で、システムではそれ以外のものは全て256ビットです。 
 同時に、生産の増大は難易度の増加を招き、生産コストを価格に近づけていきます。 
 価格がコストより低ければ、生産ペースは鈍ります。価格がコストより高ければ、生産量と販売量を増せば利益が得られます。 
 商品価格は生産コストへ下落して近づいていく傾向があります。価格がコストより低ければ、生産ペースは鈍ります。 
 難易度の調節はネットワーク全体の作業量を参照しながら進んでいきます。ノードの数が二倍になれば、難易度も二倍になり、コインの全生成量を目標数に戻します。 
 去年の大半の時期は、最低レベルよりも下で推移していました。12月30日にこれを上回り、アルゴリズムで難易度を高める調節が働きました。この後、調節のたびに難易度が上がっています。 
 2009年12月30日に初めて、プルーフ・オブ・ワーク難易度の自動調節がありました。

難易度の最低レベルは32ビットのゼロですので、ノードの稼動者が一人だとしても、難易度はこれ以上易しくなることはありません。 
 プライバシーを高めるためには、ビットコインアドレスは一度のみ使い切りにするのが最善策です。「オプション(Option)」から「アドレスの変更(Change Your Address)」を使えば、好きな回数だけアドレスの変更ができます。IPアドレスで送金しようとすると、毎回、自動的に新しいビットコインアドレスが作られます。 
 ビットコインアドレスをウェブに投稿すれば、自分の投稿ネームがそのアドレスに紐付けされ、このアドレスに関わる全ての取引に紐付けされます。ハンドルネームで投稿すれば、自分の身元そのものには紐付けせずにニックネーム状態をキープできます。 
 匿名やニックネームを使ってプライバシーを隠したいなら、自分が使っているビットコインアドレスに紐付けて身元特定情報を明かさないことです 
 ブロックには、コインが送金された送金先のビットコインアドレスの履歴が保存されています。ビットコインアドレスの利用者の身元情報が知られず、アドレスを一度のみの使い切りにすれば、ブロックの情報から分かるのは、ある匿名の人物がある金額をある別人に送ったという事実だけです 
 IPアドレスに送っても、送金はビットコインアドレスへ届きます。IPアドレスを使うのは、新規のビットコインアドレスを要求して受取人のコンピューターに接続し、受取人に直接送金して確認をとるときだけです。 
 ビットコインはビットコインアドレスからビットコインアドレスへ送られますが、これはランダムの数字で、身元特定情報は含まれません。 
 百ドル札が詰まったスーツケースは痕跡を残さずに移動できるが、それとは違ってビットコインの取引は公開の元帳に記録される。ビットコインアドレスはその性質上匿名だが、ビットコインアドレスの名で実行された取引は匿名ではない。 
 私たちは銀行を信用してプライバシーを預ける必要があります。個人情報を盗んで口座の預金を奪おうとする犯罪者から銀行が守ってくれると信用する必要があります。その巨額の間接経費がかかるために小額決済は不可能になります。 
 お金を預けたり電子送金したりするには銀行への信用が必要になりますが、銀行は信用バブルの波に乗って準備金をほとんど残さずに私たちの預金を貸し付けます。 
 通貨価値の下落を防ぐには中央銀行への信用が不可欠ですが、法定通貨の歴史を紐解くと、信用破綻の事例は枚挙にいとまがありません。 
 旧来の通貨が抱える根本的な問題は、システムの稼動に信用を必要とする、という点に行き着きます。 
 ノードがブロックのプルーフ・オブ・ワークを発見したときのインセンティブ価格は、ブロック内の取引手数料の総額です 
 二人の採掘者がプルーフ・オブ・ワークをほぼ同時に完了したときに「孤児ブロック」が発生する 
 通貨供給量の増加がその通貨の利用者数の増加と同じペースで進めば、物価は動かず安定する 
 政府は Napster のような中央制御型のネットワークの首謀者の首を切ることには長けていますが、Gnutella や Tor のような純粋なピア・ツー・ピア・ネットワークの「首謀者」の首はまだそのままのようです。 
 実際にビットコインネットワークでスパムを減らすには、ゾンビファームをコイン生成活動に誘導することです。 
 犯罪的悪事を実行しても、ビットコイン生成で稼げる以上のお金を得られるとは思いません。そこまで大規模なゾンビファームなら、他の全員を合わせたよりも多くのビットコインを(誠実なノードとして)生成できるはずです。 
 仮に悪意の利用者がネットワークを圧倒しても、すぐ金持ちになれるわけではありません。できるのはせいぜい、自身が過去に送金したお金を不渡小切手の振出のようにして取り戻すことぐらいです 
 ロングテールの理論によると、小規模、中規模、大規模のファームが集まれば、最大規模のゾンビファームをも上回る規模になります。 
 必要なのは一人の攻撃者を上回るCPUパワーを善意の利用者が集団的に保持することです。 
 移転可能なプルーフ・オブ・ワークのトークンが価値を持つには、金銭的な価値を持つ必要があります。金銭的な価値を持つには、非常に大きなネットワーク内で移転される必要があります。 
 私は、第三者への信用を伴わず、完全にピア・ツー・ピア型の新たな電子キャッシュシステムを開発していました。 
 第三者への信用がその都度必要になるならば、ビットコインの主たる利点は失われてしまう。 
 主な特徴は次の通りです。

・二重支払はピア・ツー・ピアのネットワークで防止される。
・造幣局も第三者への信用も不要。
・匿名で参加できる。
・新たなコインはハッシュキャッシュ型のプルーフ・オブ・ワークにより作られる。
・新たなコインの生成のためのプルーフ・オブ・ワークもまた、ネットワークに対して二重支払の防止を助ける。 
 私は、第三者への信用を伴わず、完全にピア・ツー・ピア型である新たな電子キャッシュシステムを開発しました 
 もしあなたが私を信じない、あるいは理解できないなら、申し訳ないが私にあなたを説得する時間はない 
 ビットコイン(BTC)は貨幣の誕生以来、最も重要な通貨の進歩だ 
 これこそが暗号化技術、特にビットコインの独自性であり、強みでもある。 それは、不可避な結果を回避するために、最悪のシナリオを想定して設計されたシステム 
 国家による介入に抵抗できるようにプロトコルレベルでサービスを設計していない場合、厳しい現実が待ち受けている 
 ビットコインの半減期は、本質的には貨幣供給の増加速度を半分にする機構だ。これにより、インフレの可能性が抑制され、価値が保持される。