大部分の日本人は自分に対する差別にも全然気付かないと考えると、日本人が差別に対して極端に鈍感なのは「自分すら大事にできない人が他者を大事にできる訳ないじゃん」とも言えそう。
非対称性に言及しない批判は暴力にすら等しい
沖縄県敗訴を始め日本の司法の壊れっぷりが酷い。もともとマイノリティや被害者に冷淡なところはあったけどここ10年くらいは常軌を逸していると思う。ここ最近でまともな判決で今年あったトランスジェンダーの判決くらいしか思い浮かばない。
韓国の大法院が徴用工の件で日本企業に賠償を求めた時はネットは言わずもがな、「リベラル」とされるメディアや知識人すら、「韓国は国民感情で司法が歪められる国」「三権分立が機能していない」等の誤った認識に基づいた罵倒を繰り返していた。実際は司法が政治に忖度し、"国民感情"に則って不当判決を下すのは日本のほうだったという最悪のオチだった訳だけど。
あまり思い出したくないのだけど、自分が旧Twitterをやめた理由の一つが、日本人による沖縄の"消費"の仕方に苦言を呈したところ物凄い数のクソリプや引用通知が飛んできたからなんですよね。つまり、「沖縄大好き!」という人たちも沖縄の人たちが基地反対運動や「本土」による差別を訴えればバッシングするという光景がグロテスク過ぎて、それを書いたら予想できないくらい攻撃的で極端な反応が大量に来たので本当に驚いた。 この"事件"があったのが、西村博之の辺野古での一件の数ヶ月前。今にして思えば予兆はあったのだなと。もちろんそれ以前から沖縄差別や基地反対運動へのバッシングはあった(故翁長知事が東京で行進した際に"反日"という罵倒が飛んできたこともあった)。けれど最近はそれがより酷くなってきていると感じる。そして西村博之が辺野古の一件以降、朝鮮学校やトランスジェンダーを始めとしたマイノリティ、colaboや朝日新聞をも攻撃し始めたのは偶然ではなくて、「物言うマイノリティ」や「弱者支援」への攻撃がネトウヨ以外の層にも需要がある、ウケるということが自明になったからではないかと思う。そういう意味ではとても象徴的だった。
入社式で全員リクルートスーツを着てみんな同じような髪型でお偉方の話をあくびもせず真剣に聞いている光景って、本邦で見られる気持ち悪い風習の中でもかなり上位に来る気持ち悪さだよね。
Threadsを久々に覗いたら興味深い投稿を見かけたのでシェア。欧州ではネット上でアンチ環境保護やアンチ再生可能エネルギーをあまり見かけないらしく、その理由というのが恐らく、欧州ではTwitterは全然流行っていないからではないかという。アメリカでは4chanなどの右派コミュニティや右派メディアが担っている「役割」を日本ではTwitterが担っていると。これだけでも日本のTwitterが如何にtoxicかが分かる。 https://www.threads.net/@yoh.yasuda/post/Cx2s9SJo2du/?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==
「よりマシな選択」を続けていくことって意外と難しい。真面目な人や優しい人ほど「自分のやっていることは結局ただの偽善じゃないか」と苦しむことになるから。でも100%差別にも搾取にも環境破壊にも加担せに生活するのは少なくとも現代日本では不可能なので、やっぱりそれでも可能な限り「よりマシな選択」を積み重ねていく他ないと思う。
岡田斗司夫の動画で中国人は云々という動画があったので、彼はゴミの中のゴミだと思っている。
買うならヒョンデかなぁ。ゴールドペーパードライバーだけど。
@04655994 自分も買うなら第一候補はヒョンデです。ちょうど今日、konaというEVの価格が発表されました。最安モデルがちょうど400万円からなので早ければ来年のボーナスが入った時に買おうかと思っています(フォローさせて頂きました、よろしくお願いします)。
茂木健一郎と東浩紀、憲法はGHQの押し付け!とまで言ってるのか。冷笑すら通り越して完全にネトウヨじゃん。
自分はいつか電気自動車を買いたいと思っているけど、テスラと三菱とトヨタからだけは買いたくない。 テスラは言わずもがな、三菱は旧財閥だし徴用工の件があるから、トヨタは自民に献金しているし世界の大手自動車メーカーで最も脱炭素の取り組みに消極的と言われているから。
安倍晋三お抱えだった某経済学者のような筋金入りの人でもない限り昨今の円安は良くないという風潮にはなってきているけど、なんか皆んなこの円安状況を「自然現象」みたいに思ってるところがあるよね。 いやいや、100%までは行かないまでもこの円安状況の殆どの原因はアベノミクスと日銀による安倍への忖度のせいでしょう。なんかこれを見るだけでも今の日本社会で「政治的発言」をすることがタブーになっているのだなと分かるしちょっと異様だよこれは。
ネットに簡単なインタビュー記事があったので見たのだけど、案の定「集団心理」に特化した感じで中には「加害者を悪として描きたくなかった」というものもあり、賛同できない部分が多かった。 安田菜津紀氏も指摘していやけど、虐殺が起こった背景には集団心理もあるだろうけど、朝鮮人に対する差別意識や恐怖心があったから起こったのだという視点が欠けているように思う。集団心理にばかり着目すると、朝鮮人に対する差別意識があったからこそ虐殺にまで到ってしまったという点の矮小化に繋がってしまうのではないかというという懸念がある。実際、虐殺を「どこの国でも起こる普遍的な現象」と捉えている人が多いので、その"効果"が現れてしまっている。
安易に悪と決めつけることは危険だけど、悪を悪と批判できないことも同じくらい危険だと思う。ホロコーストに加担した人間にだって家族や友人の前では「良い人」だった人は幾らでも居ただろうさ。だからといって「悪人と決めつけるのか」という言い分はおかしいんじゃないかという話。
Rational wikiのネトウヨの項目で、ネトウヨの溜り場の一つに日本語版ウィキペディアが挙げられているの、"見透かされている感"が凄いな。 実際日本語版ウィキペディアって「嫌韓」や「韓国起源説」など極めて差別的な項目が凄く充実しているし、ことに韓国関連のことについて調べると極めて高確率でネガティブな情報が添付されている。その上、ああこれ明らかに「極めて偏った上に知的誠実さがない人」(婉曲表現)が書いてるなという記事が多すぎるので、やっぱり海外の人にはそういう部分がとっくに見透かされていたということか。
ヤフーニュースで温暖化陰謀論の記事が流れてきたのでウンザリしながらも確認したら案の定、キャノングローバル国際研究所によるものだった。 この研究所は反環境保護、特に人為的気候変動(人間活動によって地球は温暖化しておるという主張)への極端な攻撃で悪名高い。EVシフトを中国の陰謀だと結論付けたり、右派適菜主張も数多く行っている。 不気味なのが、これらの勢力が海外の極右と密接に繋がり始めていること。例えばアメリカではハートランド研究所という悪名高い「保守」シンクタンクがあるが、そこも反環境保護、特に反人為的温暖化であり、アメリカでは右派によって気候変動対策を求める学者や団体が「アメリカの弱体化を狙うマルクス主義者」という無茶苦茶なレッテルを貼られて攻撃されていたりする(この辺りは世界で最も著名な環境ジャーナリストのナオミ・クラインの本が詳しい)。気候学者の9割以上は気候変動は人間活動が原因だと主張しているにも関わらず。今や欧米の極右にとっては移民やLGBTQへの攻撃と同じかそれ以上に、気候変動対策を求める人々への攻撃は優先順位が高いという指摘すらあるほどだ。日本もそうなる日が近いかもしれない。 https://news.yahoo.co.jp/articles/f43b327a3306a4c0c7f10d025023385344543347
前も書いたけどそもそも環境問題って経済の問題でもあるからね。
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