あまり思い出したくないのだけど、自分が旧Twitterをやめた理由の一つが、日本人による沖縄の"消費"の仕方に苦言を呈したところ物凄い数のクソリプや引用通知が飛んできたからなんですよね。つまり、「沖縄大好き!」という人たちも沖縄の人たちが基地反対運動や「本土」による差別を訴えればバッシングするという光景がグロテスク過ぎて、それを書いたら予想できないくらい攻撃的で極端な反応が大量に来たので本当に驚いた。 この"事件"があったのが、西村博之の辺野古での一件の数ヶ月前。今にして思えば予兆はあったのだなと。もちろんそれ以前から沖縄差別や基地反対運動へのバッシングはあった(故翁長知事が東京で行進した際に"反日"という罵倒が飛んできたこともあった)。けれど最近はそれがより酷くなってきていると感じる。そして西村博之が辺野古の一件以降、朝鮮学校やトランスジェンダーを始めとしたマイノリティ、colaboや朝日新聞をも攻撃し始めたのは偶然ではなくて、「物言うマイノリティ」や「弱者支援」への攻撃がネトウヨ以外の層にも需要がある、ウケるということが自明になったからではないかと思う。そういう意味ではとても象徴的だった。