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Notes by d691e8be | export

 改めて村上春樹の風の歌を聴けを読むとこんなにハードボイルドな話だったのかと驚く。初めて読んだ時は、高校生でずいぶん感動した覚えがあるけど、今思うと当時はほとんど意味がわかってなかった気がする。そして今は余計にわからなくなってる 
 高校生の頃は村上春樹と伊坂幸太郎の軽快な文章が好きだったんだけど、改めて読むと軽快さがぜんぜん違う。一人称で地の文でシニカルな言葉を展開する村上春樹と、どちらかというとセリフの掛け合いでテンポよく話を進める伊坂幸太郎。あとやっぱりどっちも天才