ここ2,3日、消費税を巡るそもそもの政府、財務省、税調、与野党の攻防をとりあげて、今のインボイス制度がどうしてこうなったかを説明する記事が出ている。そもそもEUに倣った方式(適格請求書式)の方が消費税を正確に補足し納税できるにもかかわらず,事業者にかかる手間その他議論していた時期の政治的な経緯などから、今の消費税の帳簿方式になった。結果、この帳簿方式を採用しているのは日本だけという。 今度インボイスを導入することになったのは、10%と8%の複数の消費税が採用されたから。今までも、食料品など生活必需品の消費税率を下げてという声はあったけれど、帳簿方式ではきちんと捕捉できない。インボイス方式にするときちんと課税できる。 手間が大きく小規模業者、個人業主が廃業せざるを得ないというが、欧州ではどう対応しているんだろう?欧州は農業などの補助金の書類もかなり面倒だが農家はきちんと書類を書かないと各種補助金が出ないのでやっていると聞いたが、そんな感じなのかな。税金処理の同業者組合みたいなのを作って対応するなどいろいろあるとおもうんだけど。軽減措置の期間中に。 https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_10315727_po_0949.pdf?contentNo=1