そこで、まず心がけたいのは「朝食を摂る」、そして「寝る2~3時間前には食事を済ませる」ことです。 食欲が落ちると朝の起き抜けや日中にあまり食べられず、夜にまとめてたくさん食べる傾向が強くなります。しかし、夜寝る前に食べ過ぎると消化に時間がかかり、胃腸に負担が生じます。また、眠りの質が悪くなり、疲れも取れません。 朝、食欲がなくても、バナナでも温めた牛乳でもいいので、何か一つでも体に入れる。これだけで、脳と体が目覚め、内臓の働きにスイッチが入ります。すると、自律神経を整え、秋バテにつながる悪いループを断ち切ることができます。 さらに、「冷え」も食欲低下を招きます。残暑が続く間はどうしても冷たいものに手を出してしまいますが、食事のときは必ず、温かい汁物を摂り内臓を温めましょう。インスタント食品でもよいので、味噌汁やカップスープを添える、麺類であれば冷たいそばやそうめんではなく、温かいうどんを選ぶようにしましょう…