「作品には罪は無い」論とか「タレントが失業するのは可哀想」論というのは、結局、性犯罪者をなし崩し的に肯定する免罪符になっちゃうんですよ。「ヒトラーはいいこともした。アウトバーンを作って失業者に仕事を与えた」と同様に。これ言い出すと全て相対的になってきて…「だからユダヤ人大量虐殺も合理的だった」なんていう狂った机上の空論を信じる馬鹿も出てきてしまう…。自分の歪んだ性的欲求を満たす行為とビジネスが融合していて、性的搾取/エンタメビジネスが不可分な性犯罪者の構築した邪悪なシステムを否定し解体することと、その性的搾取の被害者集団をどうやってビジネス的に経済的にサポートするか、は全くの別問題。ごちゃ混ぜにして議論するから可哀想論が出てくる。あと芸能界内部の価値観でしか見ない眼差し、GACKTみたいなね。