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 「中国の外交政策についての補足」

 1960年代から70年代の中国の外交政策は反ソという「思想」が貫かれていましたが、改革開放以降は全く直接の政治色はなくなりました。

 また、当該国の政治過程に介入することもほぼない。これはやはり現在、世界に覇を唱える米国との大きな違いです。

 中国はまだ、米国と直接対決するだけの力はない、と自覚している。

 このあたりの複雑怪奇な情勢をただ米国に盲従するだけでなく、日本政府は独自の国際情勢に対する情報・分析・見識によって、「アジアからの孤立」を避ける責任があります。