@b5458bc3 読んでいて、スイスに住むわたしの長年の友だちの娘のことを思い出しました。 彼女も日本人の母とスイス人の父の間に生まれ、見た目は「ハーフ」です。 その子が1年ほど母親と日本に戻って、公立小学校に通い始めたころ、わたしに言ったことがあります。「わたしはスイスにいてもガイジンだし、日本にいてもガイジンなんだよ」と。まだ10歳にもならない子どもにこんなことを言わせるのはどこの国でも同じなのだなと思いました。すでに20年も前のことです。 そのときわたしが言ったのは「ガイジンじゃないよ、日本人とスイス人と両方のいいとこばっかり持っているんだから、ガイジンというひとは羨ましいからだと思いなさい」。 今ではすでにスイスで結婚して小学生の子どものいるお母さんですし、小学校教師でもあります。 でも、電話をすればわたしだとわかると日本語になる子です。わたしも含めて皆でスイスドイツ語で話しているときでも、わたしと自分の母親に話しかけるときだけは日本語。もう5年以上会っていないので、来年はぜひスイスに行きたいと思っています。 JapanProfさんの人生は、日本に住む同じような経験をしてきた若いひとたちの励みになりますね。