厚生労働省はインフルエンザについて、全国約5000カ所の定点医療機関から報告された患者数を集計し、1週間で1機関当たり「1人」を超えれば流行と判断している。2020年1月に新型コロナ感染者が初確認されて以降は感染対策の徹底もあり、目立った流行はなかった。 昨シーズン(昨年秋~今年夏)は、22年12月下旬に1人を超え、3年ぶりに流行入りした。今年2月の「12.91人」を境に減り5月以降は1人台で推移したが、最終週(8月28~9月3日)は「2.56人」に増え、今シーズンの第1週(9月4~10日)は「4.48人」に達した。 流行が新シーズンまで続くのは、現行の集計方法となった1999年以降、初めての事態… https://media.mstdn.jp/media_attachments/files/111/077/265/358/266/072/original/46f216ff3cfd402e.jpeg