IPv4のヘッダサイズは20-60バイト、IPv6のヘッダサイズは40バイト。 最良の条件を考えた場合、同じ条件の回線ならIPv4のほうが1パケット当たり20バイト多くのペイロード(ユーザーデータ)を送れます。 というのは知識として置いておいて、IPv6のインターネット契約のほうが速いのは接続点が余裕をもって整備されているからです。 IPv6インターネット契約の多くは、IPv4インターネットへはIPv6の通信を利用してトンネリングで接続するので、IPv6インターネットより速くなることはありません。 ところがどっこい、実は多くのプロバイダのIPv6の接続点が東京と大阪にしかないのです。つまり、すべてのインターネット通信がいったん東京か大阪を経由するということ。 たとえば北海道の人同士が通信するにも、いったん東京に行って帰ってくるのです。その時間はおよそ40ms。マジかよ。インターネット仕事しろ。話が発散してしまいました。