BTCの現物ETF承認の騒動を巡り、直近ではCVI(Crypto Volatility Index)が低下しているのはこれが予想された動きと一致しているためです。 CVI(ちなみにVIXも)は、値動きの幅や出来高によって決まる指標ではなく、オプション市場のインプラントボラティリティによって決定されます。 つまりETF承認でBTCの価格が上がると市場が予想してて、その予想通りに価格が上がったとしたらボラティリティ自体は増加していてもCVIは低下します。 雑に言うと市場の予想からの逸脱具合を示したものがCVIです。 今回のケースだと多くの市場参加者がETF承認を想定していたので、仮にETFが承認されずに暴落していたらCVIは急上昇したはずです。 高いボラティリティを予想してポジションをとるものではなく、テールリスクに対する備えとして利用するものというイメージです。