「日本がアジアのハブ空港の地位を占めることのできなかった本当の理由は、成田空港が予定した空港規模を実現できなかったことにあると、私は考えています。住民の反対を押し切って工事を進め、開港を急いだ結果、今も予定通りの空港規模にはなっていません。 反面、ミュンヘンの新空港は、住民への説明を丁寧に行いました。その結果、開港は随分と遅くなりましたが、今、フランクフルトに次ぐ、ドイツ第2のハブ空港になっています。目先の結果を急いだあまり、将来の大きな利益を失ったのが日本のケースに思われます。」 「ミュンヘン新空港と成田空港は、同時期に計画されたものですが、全く異なる道のりを辿っています。ミュンヘンは社会的合意に20年以上の歳月を費やした結果、計画通りの空港を完成させました。一方、成田は反対運動の中で着工した結果、住民との激しいぶつかり合いがあり工事の見通しが全く立たない状況が長く続きました。」 自民党政権は昔からダメだったということがよくわかる。 https://note.com/ohsakaseiji/n/n08c65a37894f