「検索することで自分の視野を広げることができる」という意見を見て、なるほどそう思う方々もいらっしゃるのか…とある意味新鮮だったんだけど、やはり自分の経験上の実感としては少なくともSNSでは逆の印象なんだよなあ…ということを昨夜からちょっと考えていた。 今までMastodonに検索がなかったことで「検索で同じ趣味の人を見つけたいのにそれができないからつまらない」と言って去っていく人をたくさん見かけた気がするし、じゃあ鳥サイトのころ検索はどう使われていたのかというと(現状は知らないので敢えてこう書きました)「目についたことや関心のあるものを検索して自分の考えに合った意見が多く流れていることに安心をする」ケースはよく見られる事象だったと思うし、「合わないものに何かしら言わないと気が済まない」所謂ReplyGuyの訪問を受けたことも少なくない。自分にとっての検索でいえば、哲学系のQuotesをランダムに発信しているアカウントなどをTopicsとしてフォローしたりはしていたけれど(まったく興味のない美容だ芸能だなんだが流れてくるよりましだから)検索してフォローに至るケースは政治や国会、選挙の情報、支持政党関係だったんだよなあ… そこら辺の印象や実感からいうと、すくなくともSNS内検索ってのは自分には「狭める行為」に思えるんだよな。やはり。 そんなわけで「無から検索して何かを発見する」ってテクニカルに無理じゃないだろうかと思うし、検索で視野を広げられるという錯覚はやはり自分にとっては危険でしかないなあとあらためて思った。