私はX(twitter)に全く無縁だったので、つい最近まで知らなかったのだが、鍵垢でありとあらゆる「マイノリティ」に対する罵詈雑言を吐いていた、日本中世史研究者の呉座勇一氏に対して「オープンレター」という批判の行為があり、それに対して図々しくも呉座氏は「名誉棄損」訴訟を起こしていたらしい。 その訴訟に対して、事実上呉座氏の請求を却下する「和解」が成立したということだ。 実は、その「オープンレター」のメンバーには私のよく知っている人もおり、これは大変ににめでたいことである。司法もさすがに常識を示したという所だろうか。 しかし、Xで鍵垢にしてやはりありとあらゆるマイノリティ、リベラル・左派に対する「罵詈雑言」を吐いている苅部直という男がいる。東大法学部日本政治思想史講座教授。苅部とともに「スナック研究会」に参加した河野有里は、その手下であり、歴史修正主義者、坂本多加雄顕彰シンポジウムを共に執り行った。 この河野有里、『世界』の熊谷前編集長の最後の特集、『戦後民主主義に賭ける』の発売当日に、「こんなマッチョな特集をやられてもな」とXに投稿。 また苅部、安保法制の時に、あの細谷雄一と二人で「戦後左翼への先祖返り」とネガティヴ・キャンペーンを行う。 要するに学界マフィアである。