Oddbean new post about | logout
 その横暴さは、報酬(ギャラ)の支払いに関して一層はっきりと表れていた。志賀氏が明かす。

「私たちの時代は、事務所との間で専属契約はなかったのですが、子会社の(音楽著作権管理を担う)ジャニーズ出版との間で契約書を交わしていました。そのなかでギャラに関しては、固定給か、歩合か、月10万円と歩合の混合のいずれかを選ぶことができた。忍者は混合制を選び、レコードやCDの売り上げに応じた印税収入も受け取っていました」

ところが印税収入に関しては、忍者のメンバーに、CDなどが何枚売れたかという数字が伝えられることなく、カネだけが振り込まれていた。一方で、テレビ番組などに出演した際の報酬は、ジャニーズ事務所から支払われていたという…