来年4月23日発売予定の単著の総論部分、「自由主義・民主主義・社会主義」、おおよそ「トルソー」の部分は堀り終った。 あと一週間かけて、無駄な部分を削り、滑らかにする作業に入る。 しかし、形式的は「無駄」に見えても、内容上「必要 な部分が必ず出てきて悩ましい。 いずれにせよ、この総論部分は仕上げて、10月には「どわんご」さんと名誉を賭けた期日に挑む。 ところで、この新単著、4月に立ち上げられる新出版社熊谷書店から上梓される予定です。 熊谷さんは岩波が「ど右翼」・「セクハラ」の坂本社長に乗っ取られてから、21世紀のリベラル・左派の最後の拠点として『世界』編集長を背負ってきた人。 熊谷さんの編集長時代、すべての雑誌売り上げが激減する中、『世界』だけは売り上げが伸び続けました。いまや文化産業・メディアの「総右傾化」の中で、リベラル左派の市場は巨大なのです。 しかし、なんとしても熊谷『世界』を潰したい坂本社長、数年間の「嫌がらせ」の後、ついに強権発動で熊谷編集長を更迭。 ここに至って熊谷さんは、もはや敢然と岩波を退社、新出版社立ち上げを決意。 私も熊谷さんへの連帯として、3冊目の単著を4月上梓に間に合わせる、と約束しました。 新出版社の行方、どうかご注目下さい!