渡米時には、ワクチン開発が念頭にあったわけではないという。免疫学者のワイスマンさんとの出会いがなければ、世紀の発見は生まれていなかったかもしれない。カリコさんは「科学は積み重ねの上に成り立っています。私たちの研究はいつ、どこで役に立つかわかりません」と話す… https://mainichi.jp/articles/20231002/k00/00m/040/315000c
新型コロナのパンデミック(世界的大流行)の教訓とは何か。 「基礎科学の重要性」「科学における多様性、特に女性の存在」 カリコさんに尋ねると、イノベーション(変革)につながる多様性の大切さを挙げた。 異例のスピード開発に成功したビオンテックには、80カ国以上の従業員が集まる。カリコさんは「多様な立場からの建設的な批判がより良い成果につながる」と言って、言葉をつないだ。「指導的な立場にもっと女性が増えるべきです。科学者を目指す女の子も増えてほしい。とても楽しい仕事です」… https://mainichi.jp/articles/20231002/k00/00m/040/315000c