「日系人のいまがあるのは黒人のおかげ」
タマキ弁護士
「キング牧師らが主導した1960年代の黒人の公民権運動がなければ、日系人のいまはなかったということです。公民権運動が扉をこじ開け、ほかのさまざまなマイノリティがそのドアを通っていきました」
"命がけで自らの権利を訴える黒人達の姿は、戦後、「どうすれば第一級のアメリカ市民になれるのか」を自問してきた日系人たちの目を覚まさせました。これまで“二級市民”のように扱われてきたのは自分たちに落ち度があったからではなく、白人至上主義を背景にした社会の差別構造にあったのではないかと気付かされたのだといいます"
"さらに、黒人からの直接の連帯やエールもありました。最も有名なのは1987年にカリフォルニア州選出のデルムス下院議員がアメリカ議会下院で行った演説です。"
"しかし、公民権運動を経ても黒人への差別は続きました。
タマキ弁護士は、今度は日系人が力になる番だ、と考えています。"
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/feature/2023/09/18/34432.html