ほんと、自分が今まで耐えてきたことの全てがイヤ。東京育ちの「ハーフ」の私は、インターナショナル・スクールの幼稚園と小学一年生を経て、私立のエレベーター校の小学校へ。名前が外国の名前だし、学校中の生徒が休み時間に私を眺めにやって来て、教室から出て、お手洗いにいくこともできなかった。担任の先生は気がついてたそうだけれど放置。耐えきれなくなった6歳の私が「バカ〜」って絶叫し、その話を聞いた上流家庭の親御さんが、どんな馬の骨が自分の大切な子供の学校に入ってきたのか、とクレームがあったらしい。朝礼の体操もやったことのない私は戸惑うことばかり。後ろの男の子らから、「外人ダメじゃん」とか「女のくせに毛が濃い」とか言われ、毎朝お腹が痛くなるように。それでも親も先生も誰も助けてくれなかった。お腹が痛くなるのはそれからも何年も続いたけれど、ある日、盲腸の手術をして、父から、「もう盲腸を取ったから、2度とお腹が痛いと言わないよう」諭された。
普段は考えないで暮らしてるけど、こういう記事を見かけると、よくも自殺したり、グレたりせずに、生きてこれたなあ、と感慨深い。
良い友人らに恵まれたお陰だと思う。
https://www.nhk.or.jp/minplus/0018/topic065.html