「政権を目指そうと目指すまいと、野党は批判も提案もどちらも行うのが当たり前です。二者択一を迫る必要など全くありません。にもかかわらず、野党を批判したい勢力は、あえて「批判か提案かどちらかを選べ」と迫ることによって、野党の役割をごく一部に限定させ、結果として弱体化させようとしています。こうした狙いを見抜けない野党は、結局衰退していきます。」 「政権とは戦って勝ち取るものです。まっとうな批判ができない政党に、まっとうな提案などできるわけがないことを、肝に銘じてもらいたいものです。」 (尾中香尚里『野党第1党』P.152) まさにまさに。