会計処理の問題は2014年に発覚し、小渕氏は経産相を辞任。元秘書が政治資金規正法違反で有罪判決を受けた。発覚から1年経って地元で記者会見を開くなど「公の場での説明を避けている」と指摘を受けていた。 この日の会見では、発覚1年後の会見で、「質疑応答も時間(制限)なく全ての質問に、できる限り誠意を持って答えた」と説明。地元を2年以上かけて回り、「誠意を持って説明した」と述べた。 そのうえで「もし十分に伝わっていない部分があれば、私自身の不徳のいたすところだ」と声を震わせ、「もしみなさまから何か必要なお話があるのであれば、おっしゃって頂ければと思う」と述べた。 東京地検特捜部の家宅捜索前、パソコンのデータを保存するハードディスクがドリルで破壊されていたことから、政界でも「ドリル優子」との批判もある…