あと、ギリシャは知り合いもいないしギリシャ語もさっぱりだったが、コンクールのあとに滞在したアテネでは3日間は毎日本当によくしゃべった。そこらの人とすれ違いざまに、信号待ちの間に、目につくものについて何でもしゃべる。で、そのままご飯を食べてる仲間に加わったりして、そこにアイヌの文化を研究の題材に選んだことがあるっていう文化人類学の研究者さんがいて色々話してたり。昼御飯を食べに行ったサンドイッチのスタンドでもそこの店主と立ち話。どこでもとにかくしゃべりだす。そりゃあ対話からの哲学者が育つなと思った。今の町の雰囲気がどう変わっているかわからないけど。