現在、男性を中心とする「引きこもり」が大量に発生していることが、大きな社会問題になっていることは、しばしば投稿し、また『現代思想』4月号でも指摘しました。
この「引きこもり」は10代から50代までの年齢層、目黒区の調査では四分の一世帯で「引きこもり」の人がいる、という結果もある。
この状態は家族にも当然大きな負担になります。そこで「引き出し屋」の登場です。
家族の「依頼」を受けるが、ただし本人の「同意」なしに「拉致」し、引き出し業者の経営する寮に監禁し、就学年齢であれば、オンラインで授業を受けさせ、卒業すれば人材派遣でピンハネする。
しかも、この「引き出し」に当たっては数百万から1千万単位の「手付金」を親から受け取ります。そしてオンラインの授業料も当然親が払う。
居住環境は、基本「タコ部屋」状態のことが多い。個室に入れるのは「懲罰房」の時のみ。これでは監獄と変わりありません。部屋には鉄格子がついている所もあります。
直近ではノースガイアという「引き出し屋」から50歳男性が逃亡し、某ユニオンに保護される事件がありました。
ノースガイア、湘南と御殿場に「監獄」を持ち、「オンライン授業」も 備えていた。
ところで、この「引き出し屋」にオンライン授業を提供していた団体とは?