■まとめ 自立すれば自立するほど連帯する 答えがすでに書いてあることを求めるのはやめよう 定量分析をきちんとやるためには定性分析(質的な分析)や取材をきちんとやらなければいけない スウェーデンのことを知るのと同時に、自分たちの日本のことを、足元を見ないといけない。どうするかは自分たちで考えないといけない。両方やらなきゃいけない。労働問題、労働組合もそうだ。 夕張でも労働組合で教育や学習を受ける機会があった時代があった。 自分で考えないと生き残れない 日本も大正時代の労働組合黎明期はもともと産別が主流だった。企業別が主流になったのは国策の意図的な力が働いたから。 「どのような力が働いてそうなったのか」を知らないと、どう押し返したらいいかも分からなくなってしまう。 コロナ前には転職がセーフティーネット代わりになっていたが、コロナ禍でそのセーフティーネットがなくなった。それを多少なりとも押し返した当事者たちがいたが、コロナ禍が「落ち着く」と忘れられがち。もう一度足元を掘り起こして学ばないといけない。