共同親権関連の記事などを見るたび、賛成でも反対でも見解として「子どもの気持ち云々」ってあるけど、当事者育ちである自分、どちらかの親元で暮らすと言う選択肢だった自分には、自分の意思というより親それぞれの立ち位置と振る舞いをどう読むかだった。子どもが「自分の意思」をどう持ちどう表現するか。それは本当の意味で子ども自身の意思なのか。子どもは純粋で素直だなんて考えないでほしい。健康保険証ひとつとっても一方の親が住民票はそのままで別居とかだと今どっちが持ってるとか、分離させる手続きとか、色々いざこざで大変だった。マイナンバーカードの問題はさておき保険証等の個人発行に賛成なのはそういう問題で医療機関になかなかつれていってもらえない状況だったからだし。とにかく社会制度として「(家庭や家族としての)世帯」ではなく個人として支える仕組みが欲しいし、私のような状況が「特殊なこと」として扱われない社会であってほしい。制度的なこととそれに付随して起きそうな問題は山のようにあるだろうというのもわかっているが。