「「提案型」は一見聞こえはいいですが、それを言っている人は結局「政府にとって都合のいい野党」を作りたいだけ、ということを、決して忘れてはなりません。」 「あえてこの言葉に乗っかるとするなら、小選挙区時代の野党第1党の提案とは、政権交代によって自らの政権を樹立した時に「自公政権とは違うどんな社会を目指しているのか」を、パッケージで見せることだと思います。」 「目指すべき社会像、少しくだけた言い方をするなら「旗印」とでも言えば良いでしょうか。これをベースにおいて、社会保障や教育、経済政策や安全保障政策に至るまで、この旗印に沿っているかどうかを吟味した上で、一つ一つの政策を形づくってほしいのです。」 (尾中香尚里『野党第1党』P.153~P.154) まさにまさにまさに。